野球少年の熱中症対策グッズ

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私の息子は暑さに弱いのだけれど、野球に夢中です。
毎年、熱中症との戦いです。
命に関わることなので様々な対策をしています。

対策の方法と熱中症の知識を紹介していきます。

大学病院の救急センターで看護師として働いた経歴があり、熱中症患者の対応も行ってました。暑さに弱い野球好きな息子を育ててます。

命に関わることなので、様々な対策を講じてきたので紹介します。

熱中症は気合いでなんとか乗り越えられるものではなく、病気です。
甘くみてはいけません。
現在の夏の暑さは一昔前の夏とは違います。

また、子どもは体重に比べて体の表面積が広い分、気温など周囲の環境の影響を受けやすくなっています。 そして、幼少期の子どもは大人よりも身長が低い為、地面からの照り返しの影響を強く受けます。

子供は大人よりも熱中症になりやすい状況です。

熱中症予防5箇条

1.暑いとき、無理な運動は事故のもと

同じ気温でも湿度が高いとリスクは高くなります
運動強度が高いほど熱の産生が高くなりリスクが高まります
環境条件に応じて運動強度を調節し、適宜休憩をとり、適切な水分補給を心がけましょう

2.急な暑さに要注意

熱中症事故は、急に暑くなったときに多く発生しています。夏の初めや合宿の初日、あるいは夏以外でも急に気温が高くなったような場合に熱中症が起こりやすくなります。
暑さに慣れるまでの数日間は軽い短時間の運動から徐々に運動強度や運動量を増やしていくようにしましょう。

3.失われる水と塩分を取り戻そう

こまめに水分を補給しましょう。汗からは水分と同時に塩分も失われます。スポーツドリンクなどを利用して、0.1~0.2%程度の塩分も補給するとよいでしょう。

こまめに水分を補給しましょう。汗からは水分と同時に塩分も失われます。スポーツドリンクなどを利用して、0.1~0.2%程度の塩分も補給するとよいでしょう。
運動の前後に、また毎朝起床時に体重を測る習慣を身につけ、体調管理に役立てることが勧められます。

4.薄着スタイルでさわやかに

皮膚からの熱の出入りには衣服が影響します。暑いときには軽装にし、防具をつけるスポーツでは、休憩中に衣服をゆるめ、できるだけ熱を逃がしましょう。

5.体調不良は事故のもと

疲労、睡眠不足、発熱、風邪、下痢など、体調の悪いときには無理に運動をしないことです。
学校で起きた熱中症死亡事故の7割は肥満の人に起きており、肥満の人は特に注意しなければなりません。

         https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid917.html#01より

救急処置

暑い時期の運動中に熱中症が疑われるような症状が見られた場合、まず、重症な病型である熱射病かどうかを判断する必要があります。
熱射病の特徴は高体温(直腸温度40℃以上)と意識障害であり、応答が鈍い、言動がおかしいなど少しでも意識障害がみられる場合には熱射病を疑い、救急車を要請し、涼しいところに運び、速やかに身体冷却を行います。

意識が正常な場合には涼しい場所に移し、衣服をゆるめて寝かせ、スポーツドリンクなどで水分と塩分の補給を行います。また、うちわなどで扇ぐのもよいでしょう。 吐き気などで水分が補給できない場合には、医療機関へ搬送し、点滴などの治療が必要です。

大量に汗をかいたにもかかわらす、水だけしか補給していない状況で、熱けいれんが疑われる場合には、スポーツドリンクに塩を足したものや、生理食塩水(0.9%食塩水)など濃い目の食塩水で水分と塩分を補給します。

このような処置をしても症状が改善しない場合には、医療機関に搬送します。症状が改善した場合は少なくとも翌日までは経過観察が必要です。

日本スポーツ協会より引用https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid915.html

私の息子の事例

35度以上の炎天下での試合後、帰宅し、嘔吐を繰り返しました。頭痛とだるさで玄関で横になりそのまま嘔気の繰り返し。
ユニフォームを脱がせ、全身冷やします。意識はしっかりしているものの嘔気が収まらず、水分摂取ができません。その後、生あくびを頻回にするようになりました。

40分以上経っても状態が変わらず、質問の返答が曖昧になってきたので救急車を要請。向かっている途中に多量の嘔吐により症状が軽快しました。
翌日の夕方までぐったりしていましたが、その後は元気になりました。


救急車を呼ぶべきかどうか、医療者としても悩みます。

熱中症で亡くなってしまう方を何人も看護してきたため、不安にもなります。
上記のチェックリストを参考にしながら対応されるといいかと思います。

熱中症対策グッズ

暑すぎる日には、運動しない。朝ごはん、睡眠をしっかりとる。など基本をしっかり行いつつ、
熱中症対策グッズも上手に利用しながら予防していきたいですね。

⭐️今年はこれを新調。水を入れてこのまま冷凍庫で凍らせられるので、溶けにくく、手軽。
 おすすめ。


⭐️スプレー付き氷嚢も便利
 氷嚢は必須。スプレーがついているとより便利。


⭐️ベンチにはたくさんのタブレット
 塩分補給は大切。試合前、すべての選手に配ります。


⭐️タオルを凍らせて保冷剤にくるんで全員持参!
 顔を拭いたり、頭を冷やしたり。氷水を準備して、何度も使用できるようにします。


⭐️使い方は違うけど、暑い日は選手たちに冷たい水をかけます
 


⭐️もちろんこれは必須、風の強い河川敷でもなんとか頑張ってくれています


⭐️今年はこれを使おう


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